━―━―━―━―━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━        ☆    みだコロジー2018     ☆        ☆                 ☆        ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━  【2018年10月1日発行】  読者の皆様、こんにちは!    だいぶ気温も下がり、秋の虫の音が聞こえるようになりました。  季節の変わり目ですので、体調には十分注意しましょう。  それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!  ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。    ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================  <CONTENTS>  【T.プラスチックごみ対策について】  【U.その他ニュース】  【V.ミダックグループ トピックス】 ===================================  【T.プラスチックごみ対策について】      今年に入って、海洋プラスチックごみの問題がクローズアップされ、   プラスチック製ストローの提供をやめるなどの企業の動きも報道されています。   これにも関連し、『中央環境審議会循環型社会部会   プラスチック資源循環戦略小委員会』が設置され、   8/17に第1回、9/19に第2回が開催されました。   ↓議事次第資料・議事録一覧はこちら↓   http://www.env.go.jp/council/03recycle/yoshi03-12.html   今回は、この委員会等について簡単にご紹介したいと思います。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―   <委員会について>   1.設置の趣旨    第4次循環型社会形成推進基本計画(*)において、    ――――――――――――――――――――――――――――――――    ●資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の     幅広い課題に対応しながら、     中国等による廃棄物の禁輸措置に対応した国内資源循環体制を構築しつつ、     持続可能な社会を実現し、次世代に豊かな環境を引き継いでいくため、     再生不可能な資源への依存度を減らし、再生可能資源に置き換えるとともに、     経済性及び技術的可能性を考慮しつつ、使用された資源を徹底的に回収し、     何度も循環利用することを旨として、     プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略     ⇒『プラスチック資源循環戦略』を策定し、これに基づく施策を進めていく。    ●具体的には、     @使い捨て容器包装等のリデュース等、      環境負荷の低減に資するプラスチック使用の削減、     A未利用プラスチックをはじめとする使用済みプラスチック資源の      徹底的かつ効果的・効率的な回収・再生利用、     Bバイオプラスチックの実用性向上と化石燃料由来プラスチックとの      代替促進     等を総合的に推進する。    ――――――――――――――――――――――――――――――――    こととされた。    また、平成31年6月に日本で開催予定のG20に向けて、    海洋プラスチック問題の解決のため、    世界のプラスチック対策をリードしていくことが重要である。    このため、委員会を置き、必要な検討を行うこととする。   2.検討事項    (*)の計画を踏まえ、かつ、「海洋プラスチック憲章」(下記)に掲げられた    事項や数値目標も含め、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための    戦略の在り方について検討を行う。   3.検討スケジュール    平成30年度中に結論を得るべく検討を進める。   4.運営方針    学識経験者、産業界、地方公共団体、市民団体関係者等から委員を構成する。    また、オブザーバーとして、関係省庁の参加を得る。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―   <海洋プラスチック憲章>   ■自国でのプラスチック規制強化を進めるもの。   ■英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの5カ国とEUが署名したが、    日本と米国は署名せず。   【主な内容】   1.持続可能なデザイン、生産及びアフターマーケット     ●2030年までに全プラスチックを、再使用可能、リサイクル可能又は      実行可能な代替品が存在しない場合には、(熱)回収可能とする     ●代替品が環境に与える影響の全体像を考慮し、      使い捨てプラスチックの不必要な使用を大幅に削減する     ●適用可能な場合には2030年までにプラスチック製品において      リサイクル素材の使用を少なくとも50%増加させる     ●可能な限り2020年までに洗い流しの化粧品やパーソナル・ケア消費財      に含まれるプラスチック製マイクロビーズの使用を削減     ●その他、グリーン調達、セカンダリーマーケットの支援 等   2.回収、管理などのシステム及びインフラ     ●2030年までにプラスチック包装の最低55%をリサイクル又は再使用し、      2040年までには全てのプラスチックを(熱)回収含め100%有効利用     ●全ての発生源からプラスチックが海洋環境に流出することを防ぎ、収集、      再使用、リサイクル、回収又は適正な廃棄をするための国内能力を向上     ●国際的取組の加速と海ごみ対策への投資の促進     ●他、サプライチェーンアプローチ、パートナーとの協働 等   3.持続可能なライフスタイル及び教育     ●消費者が持続可能な決定を行うことを可能とするための表示基準の強化     ●意識啓発や教育のためのプラットフォームの整備     ●他、産業界のイニシアティブの支持、女性や若者のリーダーシップ 等   4.研究、イノベーション、技術     ●現在のプラスチック消費の評価等     ●プラスチックイノベーションチャレンジの立ち上げの呼びかけ     ●新しい革新的なプラスチック素材の開発誘導と適切な使用     ●他、研究促進、モニタリング手法の調和、プラスチックの運命分析 等   5.沿岸域における行動     ●市民認知の向上やデータ収集等の実施のための2018年のG7行動年の実施     ●2015年のG7首脳行動計画の加速化   ↓詳細はこちら↓   経済産業省 プラスチック資源循環を巡る最近の動向について(2018年8月)   http://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/junkai_keizai/pdf/002_04_00.pdf   その他、プラスチックごみに関するデータ   環境省 (2018年7月)   https://www.env.go.jp/council/03recycle/%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%93%E3%80%91%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf ===================================  【U.その他ニュース】  環境省 報道発表資料 抜粋   9/14 〜全国の皆さんと達成する3R行動促進イベント〜      "Re-Style FES! 2018" 全国7都市で開催決定!      http://www.env.go.jp/press/105942.html ===================================  【V.ミダックグループ トピックス】   9/5 事務所移転のお知らせ(管理部・経営企画部)      http://www.midac.jp/info/post-82.html  *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*  ■□ 編集後記 □■  今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?  意識してみると、日々の生活の中で、多数のプラスチック製品と接しています。  その中でも、容器包装などすぐ捨ててしまうものも多いため、  少しでも購入や使用を減らすように努めたいと思います。    それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。   ご意見、ご質問もお待ちしております!   (メールマガジン送信元アドレスには返信しないで下さい。)   ⇒ melmag@midac.jp  ◆バックナンバーはこちらからご覧ください。   ⇒ http://www.midac.jp/ml_backno .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*  <みだコロジー2018>  発行元:株式会社ミダック   担当:経営企画部   静岡県浜松市中区板屋町111-2 浜松アクトタワー24F   TEL:053-488-7173 FAX:053-488-7274   URL: http://www.midac.jp/  ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない  地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造集団としての  社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追求してまいります。  ※このメールマガジンは、当社が信頼できると判断した情報に基づいて作成   したものですが、その正確性、完全性を保証するものではありません。   また、本資料に記された意見や予測、法令の解釈等は、資料作成時点での   当社の判断であり、今後予告なしに変更されることがあります。掲載され   た記事・情報を許可なく転載することはご遠慮下さい。ただし、この   メールマガジンを職場の同僚やご友人に転送して頂くことは大歓迎です! ――― Copyright(C)2006-2017 MIDAC CO.,LTD. All Right Reserved.――――