━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ☆ みだコロジー2016 ☆   ☆ ☆   ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆                _____/ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━   【2016年1月4日発行】   読者の皆様、こんにちは!   新年あけましておめでとうございます。   今年は、申年です。   申年に履くと縁起がいいものをご存知でしょうか?   それは…赤い肌着!!   病が去る(サル)という、語呂がいいこと、   また「赤」には病気を防ぐ厄除けの言い伝えがあるそうです。   赤のパワーで、今年一年を、元気に過ごしましょう!   それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!   ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。   ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================   <CONTENTS>   【T.水銀条約とは】   【U.子会社化に関するお知らせ】 ===================================   【T.水銀条約とは】   水銀条約というものを、聞いたことがありますか?   水銀に関して、水俣市での公害と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか。   当条約を受けて、廃棄物処理法に関する動きがありますので、お知らせします。 *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*   ■□━━━━━━━━   水銀条約とは…   ━━━━━━━━■□   水銀および水銀を使用した製品の製造と輸出入を規制する国際条約――。   正式名称は「水銀に関する水俣条約」といいますが、   「水銀条約」「水俣条約」とも呼ばれます。   これは、地球規模の水銀による汚染、健康・環境被害を防ぐため、   国際的に水銀を管理することを目指すものです。   水俣病と同じような被害を繰り返してはならないという、決意を込めてこのように   名づけられました。   ■□━━━━━━━━   これまでの経緯   ━━━━━━━━■□   平成25年10月「水銀に関する水俣条約」が採択    ↓   平成26年3月 「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策について」が          中央環境審議会に諮問される    ↓   「水銀廃棄物適正処理検討専門委員会」が循環型社会部会に設置、審議    ↓   平成27年2月 「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について          (答申)」として中央環境審議会会長から環境大臣へ答申   答申では、水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀廃棄物対策について、   水俣条約における規定、日本が目指すべき方向性、日本における   水銀廃棄物の状況を踏まえ、その環境上適正な処理の在り方として   金属水銀及び高濃度の水銀含有物を廃棄物として処分する際の   環境上適正な処理方法、水銀使用廃製品の環境上適正な管理の促進方策、   その他、必要な対策や今後の課題が取りまとめられました。    ↓   平成27年11月6日     「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令の一部を改正する政令の閣議決定」      下記の【環境省HP】をご参照ください      ⇒⇒⇒ http://www.env.go.jp/press/101621.html    ↓   平成27年12月21日     「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令等の公布」      下記の【環境省HP】をご参照ください      ⇒⇒⇒ http://www.env.go.jp/press/101851.html   ■□━━━━━━━━━━━━━━   廃棄物処理法施行令等の改正の概要   ━━━━━━━━━━━━━━■□   (1) 廃水銀等を特別管理廃棄物に指定し、その処理基準を強化する   ⇒ 「廃水銀等(※)およびその処理物」が     特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に指定されます。     ※廃水銀等:水銀を含む製品(⇒『水銀使用製品廃棄物』          (一般廃棄物または産業廃棄物))から回収した廃水銀や、          特定の施設から排出される廃棄物   ⇒ 処理基準(収集運搬・処分)が強化されます。     (密閉容器に入れて運搬すること、硫化・固型化してから埋立処分を     行うこと、等)   (2) 水銀使用製品産業廃棄物及び水銀汚染物の処理基準等を追加する   ⇒ 『水銀使用製品産業廃棄物(上記※参照)』について、     破砕することのないように運搬すること、     相当の割合以上に水銀等を含むものは水銀を回収してから処分すること、     等、とされています。   水銀を含むばいじん・汚泥等は、廃棄物処理法に従い処理されていますが、   金属水銀は一般的に有価物として取り扱われてきました。   水銀条約に基づき、平成32年に水銀の製造、輸出入が禁止されると、   有価での取引ができなくなり、廃棄物として上記の基準に基づき処理   することが必要になると思われます。   ■□━━━━━━━━   施行期日   ━━━━━━━━■□   上記(1)の特別管理廃棄物への指定と、収集運搬基準について   ⇒ 水銀条約の発効日または平成28年4月1日のいずれか早い日   上記(1)の処分基準と(2)について   ⇒ 平成29年10月1日   ━‥━‥━‥━‥━‥━‥━━‥━‥━‥━‥━‥━‥━‥━‥━   水銀が含まれるものとして…蛍光灯や乾電池などは、身近なものです。   廃棄する際には、これまで以上に注意する必要がでてきます。   冒頭にも記しましたが、「水銀条約が定められた背景」を理解して、   適切に廃棄していただければと思います! ==================================   【U.子会社化に関するお知らせ】   当社は、平成27年12月1日付けで、下記のとおり、浜松市で最終処分事業を   営んでいる、株式会社三生開発を子会社化し、同日付で、   「株式会社ミダックはまな」へ商号を変更いたしました。   今後は、グループ一体となった事業展開を推進することで事業の更なる   発展を目指します。   詳細はこちらをご確認ください。   http://www.midac.jp/archives/1601 *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*    ■□ 編集後記 □■   今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?   「暖冬」と言われて突入した、今年の冬。。。   暖冬とは、あくまで平均気温の話だそうで、むしろ気温の上がり下がりが激しい   ことから、さまざまな影響をもたらすと言われています。   昨今、各地での異常気象が話題となりますが、穏やかに過ごせることを願います。   本年も引き続き宜しくお願い致します。   それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*    ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。     ご意見、ご質問もお待ちしております!     (メールマガジン送信元アドレスには返信しないで下さい。)     ⇒ melmag@midac.jp    ◆バックナンバーはこちらからご覧ください。     ⇒ http://www.midac.jp/ml_backno .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*    <みだコロジー2016>    発行元:株式会社ミダック    担当:経営企画部    静岡県浜松市中区上島2丁目23-15    TEL: 053-471-9283 FAX: 053-471-9378    URL: http://www.midac.jp/    ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえ    のない地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造    集団としての社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追    求してまいります。    ※このメールマガジンは、当社が信頼できると判断した情報に基づいて作成     したものですが、その正確性、完全性を保証するものではありません。     また、本資料に記された意見や予測、法令の解釈等は、資料作成時点での     当社の判断であり、今後予告なしに変更されることがあります。     掲載された記事・情報を許可なく転載することはご遠慮下さい。     ただし、このメールマガジンを職場の同僚やご友人に転送して頂くこと     は大歓迎です! ――― Copyright(C)2006-2016 MIDAC CO.,LTD. All Right Reserved.――――