━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ☆ みだコロジー2015 ☆   ☆ ☆   ☆ 〜みんなの環で地球をキレイに〜 ☆                _____/ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━   【2015年8月3日発行】   読者の皆様、こんにちは!   夏真っ盛り。   連日気温の高い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか。   日中外出や屋外での作業をなされる方もいらっしゃるかと思いますが、   水分をこまめに補給し、塩飴などで塩分も補給すること、日陰で日射を遮ること、   休憩中は体温を下げられるようにすることなど、   熱中症対策を怠らず、無理はしすぎないようにしてくださいね。   また、仲間の状態をお互いに見合うということも、大切なポイントだそうです!   それでは今月号も最後までお付き合いよろしくお願いします!   ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。   ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================   <CONTENTS>   【T.「規制改革実施計画」について】   【U.近隣の小学校で環境教育を実施しました】 ===================================   【T.「規制改革実施計画」について】   平成27年6月30日付で、「規制改革実施計画」が閣議決定されました。   ※詳細は以下のリンクをご参照ください。   内閣府「規制改革実施計画」   http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/publication/150630/item1.pdf   そのうち、廃棄物処理に関する内容(上記リンク先PDFp.20〜21)について   クローズアップして、ご紹介したいと思います。   ━‥━‥━‥━‥━‥━‥━━‥━‥━‥━‥━‥━‥━‥━‥━   ≪廃棄物関連項目 記載箇所≫   U分野別措置事項/4投資促進等分野/(2)個別措置事項/   @廃棄物等の処理促進に資する環境関連規制の見直し   ≪項目≫   No.1〜3 店頭回収されたペットボトル等の再生利用の促進       (廃棄物処理法上の法的取扱いの明確化)   No.4 企業グループにおける産業廃棄物の在り方の見直し   No.5〜7 土壌汚染対策法の見直し   No.8 県外産業廃棄物流入規制の見直し   No.9 廃棄物処理法の実地確認に係る運用の統一   No.10 産業廃棄物収集運搬業許可に係る申請書類様式の統一化   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   上記10の項目のうち、排出事業者の方々に関わる部分、   No.4、8、9について、ご紹介させて頂きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■□ No.4 企業グループにおける産業廃棄物の在り方の見直し □■   ≪規制改革の内容≫  ―――――――――――――――――――   企業グループ内における産業廃棄物処理の在り方について、事業者の   現状及びニーズを明確化した上で、近年の企業の経営環境を踏まえた   効率的かつ環境上適正な産業廃棄物の処理を推進する観点から、   排出事業者責任の共有の在り方を含め、適切な産業廃棄物処理を担保   する制度につき検討し、結論を得た上で、必要な措置を講ずる。   ⇒⇒ 説明します  ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒   現在、自社から排出される廃棄物を処理するだけなら、   『産業廃棄物処理業の許可』は不要ですが、   子会社や親会社などグループ会社の廃棄物を処理する場合は、   あくまでも他社の廃棄物を処理する(つまり「業」を行う)とされ、   『許可』が必要となります。   ですが、企業グループ内の廃棄物処理は、実態としては「自社廃棄物の処理」   に近く、またグループ内での廃棄物処理は、   廃棄物の性状を把握したうえで処理ができる、というメリットがあるにも   関わらず、この『許可取得』がネックになっている可能性もあり、   規制緩和されることを期待します。   ■□ No.8 県外産業廃棄物流入規制の見直し □■   ≪規制改革の内容≫  ―――――――――――――――――――   都道府県等による産業廃棄物の流入規制について実態調査を行う。   加えて、廃棄物処理法の趣旨・目的を越えて定められた運用について、   必要な見直しを行い適切に対応するよう、都道府県等に対して、通知   や各種会議等を通じて周知徹底する。   ⇒⇒ 説明します  ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒   県外搬入手続きをされたことのある排出事業者の方も多いと思います。   県外廃棄物の規制をしている県等は多くなりましたが、   提出書類の様式が違ったり、実績報告が必要であったり、運用は様々です。   ※参考 <みだコロジー2014年2月号> をご参照ください。   http://www.midac.jp/backno/201402.txt   県外搬入手続きの意義として、   「流入規制をしたい」のであれば、例えば「産廃税を課す」などの対策が   あります。   「県外から搬入される廃棄物の量を把握したい」のであれば、   廃棄物処理業者が年1回県等へ提出する「各種報告(*1)」からでも   ある程度の情報をとることができます。    *1:各県等における条例、指導要綱などにより定められています。   手続きを面倒にすることで県外廃棄物だけを流入規制をしようとするのは、   見直しの余地があると思われ、簡素化されることを期待します。   ■□ No.9 廃棄物処理法の実地確認に係る運用の統一 □■   ≪規制改革の内容≫  ―――――――――――――――――――   廃棄物処理法上の実地確認について、優良認定事業者に処理を委託する   際、産業廃棄物の処理状況や、事業の用に供する産業廃棄物処理施設の   維持管理の状況に関する情報が公表されている場合には、産業廃棄物の   処理状況の確認を当該公開情報等により間接的に行う方法も考えられる   ことについて、都道府県等に対して、各種会議等を通じて周知徹底する。   ⇒⇒ 説明します  ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒   管轄行政において、排出事業者が処理業者に対して   実地確認をすることを義務化するところが増えてきました。   ※参考 <みだコロジー2012年7月号> をご参照ください。   http://www.midac.jp/backno/201207.txt   廃棄物処理法では・・・   『排出事業者は、産業廃棄物の【処理の状況に関する確認】を行い、   産業廃棄物の発生から最終処分までが適正に行われるために必要な措置を   講ずるように努めなければならない』   とされており、   【実地確認】をしなければならない、と記載されているわけではありません。   確かに、足を運んで、実地確認するに越したことはありませんが、   環境省の通知(*2)では、処理の状況の確認方法として、   実地確認の他、優良認定業者に委託する場合は公表されている情報により、   間接的に確認する方法も認めています。    *2:H23.2.4付け 環廃対発第110204005号 環廃産発第110204002号    廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律等    の施行について(通知)    第九 排出事業者による処理の状況に関する確認の努力義務の明確化   各県等においても、優良認定業者へ委託する場合は、   間接的な確認でよい、とされることが増えてきましたが、   上記環境省の通知の内容を改めて周知し、   『実地確認のみしか認めない』ということをなくしていくものと思われます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   上述したNo.8(県外搬入)、No.9(実地確認)、および、今回説明は省きましたが、   No.10 産業廃棄物収集運搬業許可に係る申請書類様式の統一化 については、   管轄行政の裁量によって、いろいろなルールが定められ、   それらへの排出事業者や処理業者の対応が、非効率になっていることについての   見直しだと思われます。   確かに、管轄行政によって廃棄物事情は異なるのかもしれませんが、   『廃棄物処理法』が複雑なうえに、さらに地域ごとにルールが違っていては、   排出事業者や処理業者は混乱しやすくなります。   本当に必要な、最小限のルールを決め、分かりやすく周知し、   それらを確実に実行することが、適正処理につながると考えられ、   この「規制改革実施計画」の実行に期待したいと思います。 ==================================   【U.近隣の小学校で環境教育を実施しました】   当社のCSR活動の一環として、本社近隣の有玉小学校様のご協力の下、   7月14日(火)に4年生の子供たちを対象に環境教育を実施しました。   当日は「ごみのゆくえを勉強しよう!」と題して、普段家庭から捨てられる   ごみがどのように処理されていくのかについて、ごみの分別・減量の大切さ   とともに子供たちに勉強してもらいました。   授業では、班ごとに分かれて、不要となった紙や段ボールで作った工場の   模型・ごみのカードを使って、ゲーム、クイズなどを行いました。   子供たちは、ごみは燃やして小さくなってもなくなりはしないこと、   埋立地には限りがあることに驚いていました。   また、授業の最後には、「ぼく・わたしのエコせんげん」として、   自分たちがごみを減らすためにできることを発表してもらい、   「鉛筆は小さくなっても最後まで使う」「給食を残さず食べる」   「買い物の際はエコバックを持参する」などの宣言があがりました。   授業風景はこちらからご覧頂けます。   http://www.midac.jp/jp/kiji/20150714_kankyokyouiku.html   ※※ 当日の様子が、   中日新聞、中部経済新聞、循環経済新聞、環境新聞 に掲載されました ※※ *−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*−=−=−*    ■□ 編集後記 □■   今回の【みだコロジー】はいかがでしたでしょうか?   私自身、4年生のとき、担任の先生がしてくれた「ごみの授業」を覚えています。   「このシャツは、ペットボトルを再利用してできたものです」と、   当時では先進的な、お取り寄せしたシャツを見せてくれました。   かれこれ20年も前のこと…ペットボトルが繊維になるんだ、という衝撃を今でも   覚えています。   当社の環境教育の取り組みにより、次世代の子供たちの環境意識の向上に   繋がっていくようなことがあれば、当社としても本望です。。。     それでは次回の【みだコロジー】をお楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*    ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。     ご意見、ご質問もお待ちしております!     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