━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ☆  みだコロジー2011            ☆   ☆                           ☆   ☆     〜みんなの環で地球をキレイに〜    ☆                         _____/ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━    □■ 【お知らせ】〜メルマガ発行休止のお知らせ 〜 ■□    2006年度より発行して来ましたメルマガですが、本3月号をもって    現在の形態でのメルマガ発行を終了とさせていただくことになりました。    今まで暖かく見守ってくださったご登録者の皆様、    誠にありがとうございました。    まだまだ内容も未熟だったかとは思いますが、弊社が発行してきた    メルマガが何かのお役に立っていたのであれば、幸いです。    4月以降は、弊社の施設見学会や展示会出展などのご案内を不定期にて    配信させていただきます。    今後とも弊社をご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申しあげます。    ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。     ご意見、ご質問もお待ちしております!    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   責任者 :数が多いものとしては、廃液を回収する「吸引車」や、         廃棄物が入ったコンテナを回収する「コンテナ車」などです。         その他にも、バン型車両で荷台の側面から積み下ろしが         できる「ウィング車」や、ボックス/ドラム缶を回収する         「小型クレーン付き平ボディー車」などもあります。         また、配水管の清掃を行う「高圧洗浄車」もあるんですよ。    みだ子 :なるほど、ミダックにある車両のことがよくわかりました。         ミダックの収集運搬車両についての概要がわかったところで、         次は実際に処理現場に行ってみたいと思います。 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+   (※)自動車NOx・PM法や首都圏における排出ガス規制の条例への対応として、      排気ガスに含まれる粒子状物質の規制基準が定められている地域に      関しては、基準を満たした車両のみ乗り入れしています。 ====================================    【U.運行前レポート】    〜駐車場にて〜          みだ子 :今回の現場レポートでは、実際の収集運搬の現場にも同席         したいと思います。         本日は、どのような廃棄物を収集運搬されるのですか?    責任者 :本日は、ローリー車(吸引車の一種)で特別管理産業廃棄物         の強酸を回収します。         それでは出発する前に車両に異常がないか、点検表で一緒         に確認しましょう。              みだ子 :はい、分かりました。         (車両の周りを一周しながら)         車両の横に「産業廃棄物収集運搬車」と「株式会社ミダック」、         それと番号の表示がありますね。    責任者 :はい、これは廃棄物処理法にて産業廃棄物を収集運搬する車両         であること、業者名、許可番号を表示するよう定められている         からなんですよ。    みだ子 :そうなんですね。         タイヤホイールのボルト良し、消火器の備え付け良し、方向         指示器良し…         点検表でのチェックが終わりました。         点検項目は全て異常ありませんでした。    責任者 :よし、それでは車に乗りましょうか。    〜助手席にて〜    責任者 :ここでも運転する前に確認することがあります。        みだ子 :何を確認するのですか?    責任者 :産業廃棄物収集運搬業の許可証の写しです。それと今から回収         する強酸は特別管理産業廃棄物なので、廃棄物の種類、取扱         注意事項を記載した書面も携帯しています。         これらは必ず携帯するよう廃棄物処理法にて定められているん         です。    みだ子 :運行前には、確認しなければいけないことが沢山あるんですね。      責任者 :はい、そうですね。         運行前の点検が終わったら、「業務日報」に出発の時間を         記入します。         それでは、デジタルタコグラフのメモリーカードをセットして         から出発しましょう。 ====================================    【V.現場レポート】    〜廃棄物の回収現場にて〜    みだ子 :排出事業場に到着しました。         これからローリー車で強酸の抜き取り作業を行います。             責任者 :はい。でもその前にお客様の所へマニフェストを受け取りに         行きましょう。         受け取る際には、会社名と担当者名を記入し、A票をお客様に         お返しします。B1票以降を私たちで受け取ります。         (マニフェスト受け取り後)         まず、回収物がマニフェスト通り強酸であるかどうかをpH紙         を使って確認します。         それが終わったら、ゴム手袋とゴーグルをしましょう。         次にローリー車のホースを貯槽まで伸ばします。         そうしたらホースの口がなるべく強酸で汚れないように         水面に少し浸かるぐらい貯槽の中に垂らします。         ホースを車両に格納する際に、強酸が敷地に垂れてしまって         は大変ですからね。    みだ子 :回収先の敷地を汚さないように工夫されているのですね。    責任者 :はい。それでは抜き取り作業を開始しましょう。         作業中はホースとバルブから漏れがないか確認しながら行い         ます。    みだ子 :わかりました。        (しばらくして)今、抜き取りが終わりましたね。             責任者 :ホースを格納する際には、強酸がホースの口から垂れてしま         わないよう必ずウエスで濡れた部分を拭き取ります。         格納したらバルブとキャップがきちんと閉めてあるかチェック         します。         作業後は車を前に出して、車両の下にオイル漏れや強酸が         こぼれていないこともあわせてチェックします。        (チェックした後)         全てチェックできたので、ゴム手袋とゴーグルを外して大丈夫         ですよ。    みだ子 :運行前もそうでしたが、ここでもチェックシートを用いて         確認しているのですね。       責任者 :そうですね。         収集運搬の仕事はお客様の所にて行うので、こうした作業の         確認は安全のためにとても大切なんですよ。                  作業が終わったので、お客様名と回収した廃棄物の種類を         「業務日報」に記入します。        (記入後)         それでは、ミダックの本社事業所に向かいます。         産業廃棄物収集運搬時には、許可証の写しと廃棄物の種類、         取扱注意事項を記載した書面に加え、マニフェストの携帯が         義務付けられているので、必ず確認します。         確認したら出発しましょうか。    〜ミダックの本社事業所にて〜    責任者 :ここでは、まず計量を行います。         それからマニフェストB1〜E票を事務所に渡して、先程回収         した強酸を排出します。             みだ子 :廃棄物を排出する際に、何か気をつけていることはありますか?    責任者 :ここでも回収時と同様に、ゴム手袋とゴーグルを使いながら         廃棄物がこぼれることのないように排出を行っていきます。         また排出後には、必ずローリー車のタンク内が空になったこと         を確認し、きれいに洗浄するよう徹底しています。         これは廃棄物が残っていると、次回異なる廃棄物を回収した         際に化学反応を起こして事故が発生してしまう恐れがある         ためです。    みだ子 :なるほど、廃棄物を排出した後の洗浄は重要ですね。    責任者 :はい。        (強酸を排出後)         ここで再度計量を行います。         一般的にマニフェストには、廃棄物の数量の概算が記載されて         いることが多いので、廃棄物を積んだ状態の車両重量と排出後         の空車重量の差から強酸の正確な数量を計算します。         そうしたら、事務所にてマニフェストC1〜E票に正確な数量を         記入します。         また、お客様名と回収した廃棄物の種類・数量を「業務日報」         に記入します。        (タンク内の掃除が終わる)         これにて収集運搬作業が一通り終わったので、ここでは強酸の         排出先名を「業務日報」に記入します。         そして会社に戻ったら、帰社時間を日報に記入します。         これでその日の業務内容について、いつ、どこで、何を収集         運搬したのかが日報でわかるようになるんです。    みだ子 :なるほど。         点検表とチェックシート、そして「業務日報」を参照すれば、         収集運搬が適切に行われたことが確認できるわけですね。    責任者 :おっしゃるとおりです。         それでは、会社に戻りましょうか。 ====================================    【W.取組みレポート】    〜事務所内にて〜    みだ子 :これまで、実際の現場についてレポートさせていただきました。         ここからは、安全かつ適正な産業廃棄物収集運搬のために社内         で行っている取組みについてお聞きしたいと思います。         先程現場に同席して思ったのですが、点検表やチェックシート         を使って細かく作業確認されていましたね。              責任者 :そうなんです。         本日収集運搬した強酸などの特別管理産業廃棄物のように         危険なものを運搬することも多くあります。         そのためにも、安全に業務を行うために、回収する廃棄物と収集         運搬車に応じて、それぞれ作業手順を定めています。         点検表やチェックシートもそれらの一環なんですよ。    みだ子 :なるほど、分かりました。         作業安全のために他に取り組んでいらっしゃることはありますか?    責任者 :毎月定例の勉強会を開催し、産業廃棄物の収集運搬に必要な         知識の習得や、万が一の事故に備えた訓練などを実施して         います。         また往訪した先で、回収時に何か気をつけなければならない         ことがあれば逐一報告し、情報の共有化を行っています。    みだ子 :常日頃から部署一丸となって活動されているんですね。    責任者 :ええ。また各運転手が色々な業務に携われるよう、技能資格の         取得やジョブローテーションにも力を入れているんですよ。    みだ子 :許可や車両だけでなく、運転手の技量も幅広く身につけること が大切なんですね。       責任者 :そのとおりですね。         また、ミダックではデジタルタコグラフを法定義務である大型         車両に加え、稼働率の高い車両にも搭載しています。         運行状況を細かく記録することで、法令速度を守って安全に運転         されていることや、回収にかかった時間などがわかります。         こうしたデータから、その日の作業における問題点を見つけ、         業務改善につなげるよう心がけています。         また、このような記録があれば、お客様にも廃棄物が適正に 運搬されていると安心していただけますからね。            みだ子 :社内の様々な点検記録だけではなく、客観的な記録も残すこと         で、適正な収集運搬に努めていることを示しているんですね。             責任者 :そうですね。         お客様にもそうおっしゃっていただけるよう、これからも各種         取組みを充実させていきたいと考えています。    みだ子 :収集運搬の現場と社内での取組みとの両方を見学してミダックの、         産業廃棄物収集運搬のことを深く知ることができました。         本日はご多忙の中、ありがとうございました。              責任者 :こちらこそありがとうございました。         またいつでも見学に来て下さい。 ===================================    【X.まとめ】    みだ子 :今回は、産業廃棄物の収集運搬の現場からレポート致しました。         収集運搬はお客様の所で作業を行うため、安全かつ適正な作業         のための取組みがとても充実していることがわかりました。         責任者の方の言葉にもありましたが、今後もこうした取組みの         数々をより充実させて、ますますの活躍を期待したいと思います。         私のレポートも今回が最終回となります。         読者の皆様、最後までお付き合い下さり、本当にありがとう         ございました。                        ***********************************    ■□編集後記■□    今回のみだコロジーはいかがでしたか?    「ミダック処理現場レポート」は、弊社にて実施している「施設見学会」    をイメージし、自身の現場での体験を盛り込みながら作成してきました。    この度のメルマガを通して、読者の皆様にミダックについてより知って    いただければという気持ちでおります。    また、このみだ子の「ミダック処理現場レポート」が廃棄物処理業者の    現地確認の際の一助となれる機会があるのならば、嬉しい限りです。        最後になりましたが、読者の皆様、    永らくのご愛読、本当にありがとうございました。   .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*    <みだコロジー2011>     発行日:毎月第2木曜日     発行元:株式会社ミダック    株式会社ミダック    静岡県浜松市東区有玉南町2163番地    TEL: 053-471-9361 FAX: 053-471-9373    URL: http://www.midac.jp/    ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえ    のない地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造    集団としての社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追    求してまいります。   ※掲載された記事・情報を許可なく転載することは固く禁じますが、    メールを職場の同僚やご友人に転送していただくことは大歓迎です! ――― Copyright(C)2006-2011 MIDAC CO.,LTD. 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