━― mail magazine from MIDAC ―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ☆  みだコロジー2010            ☆   ☆                           ☆   ☆     〜みんなの環で地球をキレイに〜    ☆                         _____/ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━     ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓        ◆◇お知らせ◆◇    平素はみだコロジーをご愛読頂き厚く御礼申し上げます。    この度は、読者の皆様により御満足頂けるメールマガジンをご提供いた    したく、アンケートを実施させて頂きたいと存じます。           お手数とは存じますが、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。    アンケートはこちらからご記入ください。     ⇒ https://www.midac.jp/jp/mail-m/    (なお、アンケートの実施は1月末までとさせて頂きます。) ***********************************        ◆◇カーボンフットプリント(CFP)について◆◇                        【2010年1月14日発行】    明けましておめでとうございます!!    今年もメルマガ編集員一同、皆様に有益な情報をお届けできるよう、    精一杯努めてまいりますので、よろしくお願い致します!!    皆さん、おせち料理は食べましたか。    私はお正月に美味しい物をたくさん食べすぎて、少し体重が気になって    います。    外食の際にもメニューに書かれたカロリーを見て、低カロリーの    メニューを選ぶよう気を使ってしまいます。    カロリーが数値として現れていることは私のダイエットにとても役に    立っています。    このように数値として「見える」と、分かりやすいですよね。    見えるといえば、    環境負荷を「見える化」する新たな環境政策が現在取り組まれています。    それは「カーボンフットプリント」という制度です。    今回のメルマガでは、「カーボンフットプリント」制度について    ご紹介します。    ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。      ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送りください。 ===================================    <CONTENTS>    【T.カーボンフットプリント(CFP)とは】    【U.CFP導入が与えるメリット】    【V.CFP導入に係る現状課題】    【W.まとめ】 ===================================    【T.カーボンフットプリント(CFP)とは】 CFP(Carbon Footprint of Products)とは、     CO2排出量を商品に付し、消費者に情報として提供する仕組みです。     CO2排出量は、商品のライフサイクル全体を通して排出される温室効果     ガスの排出量をCO2に換算したものです。     ここで言うライフサイクル全体とは、原材料調達→製造→流通→販売     →使用→廃棄といった一連の流れのことです。     それぞれの段階ごとにCO2排出量を算出し記載されます。     別名で「炭素の足跡」とも言われています。     温暖化防止対策の指標としてとして大いに注目されています。     なぜ注目されるのでしょうか。     それでは、注目される理由について次章で説明します。     ***********************************    【U.CFP導入が与えるメリット】     CFPを表示することにより、以下のメリットが考えられます。     <企業の視点>     @先行してCFPを導入した企業は環境意識が高い企業として、      消費者にアピールできます。     A商品のライフサイクルのどの段階でCO2の排出量が多いか認識でき、      同業種間で比較できます。     <消費者の視点>     @日々の生活の中でどのぐらいのCO2を排出しているかを把握できます。     ACO2排出量と言う新たな視点から商品を比較し、選ぶことができます。     CFPを導入することによって事業者・消費者が共にCO2削減を促し、     低炭素社会の実現に向かうことができます。     しかし、CFP制度の導入は昨年スタートしたばかりなので、まだまだ     課題が残されています。     それらの課題を次章でみてみましょう。 ***********************************    【V.CFP導入に係る現状課題】     CFPはまだ新しい制度で、導入にあたって課題が残されています。        まず、 CO2算出方法を各商品種別で定めるのが先決問題です。 現状、各商品種別でCO2算出方法が定まっていないものがほとんどです。 さらに、     CFP導入している企業は少ないです。つまり、まだまだCFPは前向きに     考えられているとは言えません。 企業がCFPに取り組まなければ、CFP商品は増えません。     上記に挙げた課題を解決するには、数多くの企業が積極的にCFPを     導入する必要があります。 一方で、企業にとってCFP導入が与えるメリットが少ないとも考えら     れます。     CFP導入企業または商品に付加価値を作る仕組みが必要かもしれません。 ※算出方法が困難な業界もあります。      例えば、季節や価格によって輸入元が変わる製品は原材料の輸入元を      特定する事はできないし原料製造に係るCO2排出量を厳密に把握する      のは製造時業者にとっては、非常に大きな負担になるだけではなく、      場合によっては正確なデータの入手は困難という事もある。 ***********************************    【W.まとめ】     今日、世界規模で経済活動に伴うCO2排出量の削減が求められて     います。     そのなかでも、企業側と消費者側のそれぞれの立場から考えられた     環境影響を示す手法であるCFPは、先進的な取組みだと言えます。     しかし、先進的である反面、まだまだ問題が山積みです。     一つ一つ課題をクリアしていくことが望まれます。 ***********************************    ■□編集後記■□    今回のテーマはカーボンフットプリントについてでしたが、    いかがでしたでしょうか。    今回のメルマガ編集で、私もCO2削減の重要さを再度認識できました。    まずは「自分のCO2排出量をダイエットする」から始めたいと思います。 また、ミダックグループは昨年「カーボンフットプリント算定・表示試    行事業」に認定され、CFP算定方法の策定について現在取り組んでいます。    ※「カーボンフットプリント算定・表示試行事業」一覧はこちら↓    http://www.cfp-japan.jp/common/files/seido/pcr_sakutei_tourokuichiran091228.pdf    次回は2月11日発行予定、    みだコロジー「廃掃法の改正と排出事業者責任」についてです。           ♪♪ お楽しみに ♪♪ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*   ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。    ご意見、ご質問もお待ちしております!    (メールマガジン送信元アドレスには返信しないで下さい。)   ⇒ melmag@midac.jp   ◆バックナンバーはこちらからご覧ください。     ⇒ http://www.midac.co.jp/jp/mllist/   ◆アンケートはこちらからご記入ください     ⇒ https://www.midac.jp/jp/mail-m/ .:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:**:.。.:*    <みだコロジー2010>     発行日:毎月第2木曜日     発行元:株式会社ミダック    株式会社ミダック    静岡県浜松市東区有玉南町2163番地    TEL: 053-471-9361 FAX: 053-471-9373    URL: http://www.midac.co.jp/    ミダックグループは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄える    かけがえのない地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う    環境創造集団としての社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物    処理を追及してまいります。   ※掲載された記事・情報を許可なく転載することは固く禁じますが、    メールを職場の同僚やご友人に転送していただくことは大歓迎です! ――― Copyright(C)2006-2010 MIDAC CO.,LTD. All Right Reserved.――――