―━― mail magagine from MIDAC ―━―━―━―━―━―━―━―━―━―      ┏━━━━━━━━○      ┃ みだコロジー ┃      ☆━━━━━━━━┛            ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━◎            ┃ 〜みんなの環で、地球をきれいに〜 ┃            ┗━━━━━━━━━━━━○━━━━━┛ ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━  □■ 第11号 ■□                     【 2007年5月発行分 】   5月13日は、母の日でした。   私は、12日に親戚の結婚式があったため、大阪にいました。     いつもは立派な鉢入りの観葉植物や枝ものを扱っている緑緑しい   お花屋さんも、この日ばかりはまっ赤っ赤。   花こそ買いませんでしたが、母親の好きな関西人ジャズミュージシャンの   チケットを買いました。    ※ 本メールは送信専用のアドレスとなっております。      ご意見、ご感想などは melmag@midac.jp にお送り下さい。 =======================================================================   今回は、お知らせが2件ございます。   よろしくお願いします。 =======================================================================   □■ 「2007NEW環境展」出展のお知らせ ■□  「2007NEW環境展」東3ホールにミダックが出展いたします。   株式会社日報アイ・ビー主催の「2007NEW環境展」が、5月22日〜25日の   4日間、有明の東京ビッグサイトにて催されます。   弊社と致しましては、初の大規模展示会への出展となります。   弊社のブースは、東展示棟 東3ホール 小間番号3K27に位置します。   開発事業部と営業部の産廃専門コンサルティングサービスに、ご興味を   お持ちのお客様、屋外での施設実演会場へ通じる、メインストリート沿い   にありますので、是非お立ち寄り下さい。   ●ミダック出展場所:    http://www.midac.co.jp/jp/kiji/20070409_kankyou.pdf   ●公式ページ:http://www.nippo.co.jp/n-expo007/  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   □■ 新聞掲載のお知らせ ■□   ミダック開発事業部が取組んでいます「産業廃棄物処理施設設置支援   コンサルティング」の紹介記事が掲載されました。   5月12日(土)日本経済新聞   ⇒ http://www.midac.co.jp/jp/kiji/20070516_kaihatsu.pdf   5月16日(水)の日経産業新聞(全国版)   ⇒ http://www.midac.co.jp/jp/kiji/20070517_kaihatsu.pdf   是非ご一読ください! =======================================================================  ◆INDEX     T.  資源の気持ち    〜 野菜 編A 〜     U.  特集        〜 海洋投棄処分 編 〜     V.  みだ子のつぶやき  〜 中途入社営業マン 編 〜 =======================================================================        I. 資源の気持ち 〜 野菜 編A 〜     + +    ____________________+ ● +___ 〜〜〜〜〜〜〜/                     + +   今年の冬は暖かかったですね。   その影響か定かではありませんが、今期の冬は野菜がよく育ったそうです。   野菜が大量に栽培されると、価格調整の為に処分されることがあるのは   皆さんご存知の通り。           ***  MotTaiNai!!  ***   今回は、そんな野菜の処分について考えてみましょう。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ○● 栽培 ●○    ↓   太陽を浴びて、元気に育て☆   ○● 出荷 ●○    ↓   農家さんから、市場へ。    ↓   でも豊作すぎて、野菜の処分命令が下ったら…      ○● 廃棄 ●○    ↓   テレビでご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょう、    ↓   畑に実ったまま、例えば耕運機で破砕されます。    ↓   「緊急需要調整」と呼ばれる対処法です。    ↓   MotTaiNaiけど、仕方ない…      ○● 畑へ還る ●○        そのまま、また肥料として畑に還ります。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   でも、ちょっと待って。   これって野菜の「廃棄」なの?   もしそうなら、「処分する場所=畑」に処分の許可がないのに処分してい   るってことは…これって不法投棄になる?!  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   今回、この疑問に対して、いくつかの行政に質問してみました。   行政の見解としては、概して以下のようなものでした。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   産地廃棄を行うにあたっては、野菜を廃棄物とみなしません。   目的としては価格調整ですが、「産地廃棄」には、「肥料として」畑に   野菜を還元する、という目的もあります。   野菜を肥料として還元する、ということは   野菜を廃棄物として取り扱っていません。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   なるほど、野菜を肥料として土壌に還しているのならば、それは「廃棄   物=不要なもの」ではないですね!  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   それにしても、せっかく育てた野菜たちをまた機械でつぶし、土に還す…   例え肥料になるとしても、農家さんたちにとっては、やりきれない思い   でしょう。   なにか良い活用方法はないものでしょうか?   ・ 無料で日本国民へ配布する?   ・ 無料で食料不足に困っている国へ配布する??   ・ 他の加工食品へ使用する???   実は、産地廃棄される野菜の活用方法に関して、政府がみなさんのアイ   ディアを募集したことがあります。     ⇒http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070216press_1.html   上に挙げた例は、一般の人からでた意見の一部です。   同じリンク先内に、他にも意見が掲載されています。     ⇒http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070216seisaku_2c.pdf   ですが、リンク先をご覧になれば分かっていただけるように、これらの   意見に関してもまだ問題があり、なかなか現実的ではないのが現状です。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   産地廃棄は、野菜の不法投棄では、ない。   ですが、いくら不法投棄ではないからといっても、そのまま畑でつぶして   しまうのはMotTaiNai!   いくら価格調整とはいえ、他に方法はないのでしょうか。   農家さんだけでなく、消費者である私たち一人ひとりから考えたいですね。   Reduce(ゴミの減量)、Reuse(ゴミの再使用)、Recycle(ゴミの再利用)   といった考え方を元に、良い解決案を見つけられたらと思います。   そしていつか、日本から…いや世界から「産地廃棄」という概念がなく   なればいいですね。 =======================================================================        U. 特集   〜海洋投棄処分 編〜   + +        ____________________+ ● +___ 〜〜〜〜〜〜〜/                     + +       これまで、様々な廃棄物の処分方法や技術を紹介してきました。   ここで、あまり知られていない変わった処分方法?!を紹介したい   と思います。   「海洋投棄」という処分方法はご存知でしょうか?     ○●海洋投棄大国「日本」●○     海洋投棄とは、その名の通り「ごみを海に捨てて処分する方法」です。   もちろん、投棄できる区域は規制されています。   大まかには、   「海流に乗せやすく廃棄物が漂着しない領域基線から50海里以上の海域」   として指定されています。(1海里は緯度約1分で、1852m)   もっとも、近年海洋投棄も厳しくなり、し尿汚泥をはじめいくつかの   産業廃棄物の海洋投棄においては前面禁止となりました。   なかでも、各国特に先進国は対策が早く「廃棄物の処理は原則陸上」の   徹底が行われてきました。   しかし、実は日本は「海洋投棄大国」なんです。   先進国において島国である日本ほど海洋投棄をしている国はありません。   量も去ることながら、廃棄物の種類もさまざまです。   し尿汚泥や土砂などに加え産業廃棄物の廃棄されてきたのです。   ○●廃棄可能な廃棄物とは●○   そこで、投棄できる廃棄物って何でしょうか。   @廃火薬類    自衛隊から廃棄されるもので、不用弾・不用誘導弾・爆発物などが    あります。民間処理事業者にて廃棄されているものありますが、    一部が海洋投棄されています。   A不燃性一般廃棄物    ごみピット汚泥やためます汚泥(一般家庭の沈殿槽などの汚泥)   B浄化槽に係る汚泥・し尿    平成12年度とちょっと古いデータですが、海洋投棄を行った地方自治体    は282件です。    平成14年1月に廃棄物処理法施行令が改正され、既に新たな海洋投棄処分    は前面的に禁止されています。禁止までの猶予期間は5年間。    ちょうど、今年の1月に禁止となりました。   C産業廃棄物    産業廃棄物も?と驚かれる人も多いのではないでしょうか。    2003年までは日本では産業廃棄物も品目によって海洋投棄が可能となって    いました。    多くは、「赤汚」「建築汚泥」「動植物性残さ」「家畜ふん尿」などです。    その他、以前ニュースで目にした方もいらっしゃるかと思いますが、    「下水汚泥」、「砂糖製造業廃糖蜜廃液」、「焼酎の蒸留粕」、「かん    きつ缶詰製品時の残さ」などは2003年に海洋投棄は禁止となりました。   D水底土砂    これについては、国外でも多くの利用方法があり、大部分が湾岸埋立、    養浜、干潟造成などの工事によって利用されており、その一部は海洋投棄    されています。    したがって、国外でも土砂の海洋投棄を認めている国は多いようです。   ○●地産池消―陸上処理●○   海洋投棄という処理方法に疑問を感じる方も多いのではないでしょうか?   しかし、どうしても処理しきれないものがある以上、海洋投棄も納得せざるを   得ない部分があるのかもしれません。   私たちが排出した廃棄物が多く投棄されてきた現状を目の前に突きつけられると   何とも言えない気持ちになります。   地上で生産し消費したものは、陸上で処分を行って欲しいものです。   海洋投棄とは、陸上で管理されている最終処分場とは、わけが違います。   埋立られた後も管理し続けられているのでしょうか?!   海洋投棄とは、100年単位の長期的視点に立った場合、環境に悪影響を起こし   やすい処分方法なのかも知れません。   これから海に行きたくなる季節ですね!   浜辺でのポイ捨ても「海洋投棄」です!!   ごみは自宅のごみ箱へ。   ========================================================================     V.みだ子のつぶやき  〜中途入社営業マン編〜  + +        ____________________+ ● +___ 〜〜〜〜〜〜〜/                     + +       ミダックグループは、業界では珍しく女性従業員の多い会社です。   役員から現場社員まで、幅広く女性が活躍していることをここでつぶやいて   参りました。   しかし今回は、中途入社の営業マン!!!   すなわち、“みだ子のつぶやき”ならぬ“コロ君のつぶやき”です。   なぜミダックを選んだのか、営業(廃棄物コンサルタント)としての抱負   など、いくつかの質問に答えてもらいました。   それでは、東京営業所と豊橋営業所から2名の中途入社営業マンによります、   “コロ君のつぶやき”です。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   1.ミダックに入社することになった動機は何ですか。   コロ君A; 同じ営業でも、物売り(形有るもの)でない営業を希望としてい       たことと、法律遵守や社内規定コンプライアンスがしっかりして       いたことだね。   コロ君B;インターネットの転職サイトで検索してたんですが“ものを       売らない営業”というところに強く興味を持ちました。       また、そのときにアップされていた営業所長のコメントが非常に       好印象だったことを覚えています。       あとは、上場準備中で従業員持株会制度があることや家族の勧め       もあったことなどです。   確かに、排出事業者様の廃棄物処理責任を補完すべく、物もお金も受け   取る営業というのは、なかなかないものだと思います。それだけに、   自社サービスを利用してもらうのには工夫がいる点について、私も勉強   させて頂ければなと思います。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   ミダックでは、新卒・中途に関らず、中間処理場や収集運搬車輌での   「現場研修」があります。その時の感想を聞いてみました。   2.現場研修中の感想はありますか。   コロ君A;転職というリスクを背負っている以上必死でした。それでも、       「人生の内でこんな経験が出来る事はない」と少し嬉しかった       のを覚えています。   コロ君B;(優等生的な回答としては)“現場研修→営業研修→現場研修”       というスケジュールのほうがより理解が深まったかな・・・       という印象です。   ミダックの営業と現場が両輪をなしているということをイメージして   いただけるのではないでしょうか。   私も現場研修中は、まずは会社の役に立てるよう、懸命にメモを取って   いたことを思い出しました。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   3.営業(廃棄物コンサルタント)としての抱負をお聞かせ下さい。   コロ君A;やるからには廃棄物のプロフェッショナルになること。   コロ君B;営業なので会社に利益をもたらすのは当然ですが、物質的       (金銭的)な利益を拡げるためにもミダックブランドを広める       活動も精力的にやって行きたいですね。   こんなプロ意識、オーナーシップを持った方々と一緒に働けることを   うれしく思います。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   昨年に入社されてから暫くが経つコロ君たちですが、慣れてきた   コンサルティング営業活動中に、ふと思うこととは?   4.営業中に、何か気付いたことはありますか。   コロ君A;大手企業の役員様と胸を張って会話や打ち合わせが出来る事に       感激しました。新規営業の際など、特に大手企業の部長様や       課長様の発想が聞きたい為にターゲットを絞り込むのも楽しい       です。もちろん、それがビジネスに結びつけば言うことはありま       せんし、自らの教養や知識としても向上していけますから。   コロ君B;環境問題の解決に対して積極的な企業ほど、産廃処理業       に対して“ごみ屋”的なスタンスでなく、“協働企業”       (パートナーシップの方がわかりやすいかも)といった関係である       という意識を高く保たれているように感じます。あとは、       もっともっと、知名度を上げていきたいということでしょうか。   今年の新入社員のなかで、就職活動中に「つくる方ではなくて、   すてる方だ」と、自分の志向に気付いた人がいます。   すてることへのポリシーをお持ちの会社様のお役に立ちたいと思います。  ―――――――――――――――――――――――――――――――....☆   最後に、休日は!?   5.趣味は何ですか。   コロ君A;野球全般   コロ君B;散歩!それに子育て!!       あと、そろそろ横ノリ系スポーツに復帰したいと思ってます。   アウトドアでの活動が好きなんですね。   メタボ対策はバッチリですね。私は読書なので気をつけます。。。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   私にとって、今回のコロ君たちは、これまで見かけることはあっても、   なかなか話す機会のなかった方々でした。   今回の取材で、忙しい中でもプラスアルファに思いを巡らせることの   できるカッコいいコロ君たちなんだなと思うようになりました。   がんばります!!! ========================================================================  □■ 編集後記 ■□   ゴールデンウィーク明けの5月9日、浜松市では日本一の暑さになった   町がありました。同日に観測された光化学スモッグは、九州北部から関東   まで20都府県以上に上るものでした。   光化学スモッグは、工場・事業所や自動車などから大気中に排出された、   窒素酸化物や炭化水素、揮発性の有機化合物などが、紫外線を受けて   光化学反応を起こして二次的汚染物質を生成することにより、発生します。   4〜10月の間に、陽射しが強く気温が高く 風が弱いなどの気象条件が重な   ると、発生しやすくなるとのこと。   そろそろ梅雨で、そのあとは夏。   今年の梅雨は、西日本ではメリハリのある天気変化で、6月下旬以降は   強い雨が降りやすい見込みだそうです。   また、今年の夏の天気は、北日本では比較的涼しく、西日本で暑い   「北冷西暑型」となる見込みだそうです。   ということは、西日本で、また発生する可能性が否めませんね。   私は、愛車を手放すことで対応するつもりです!   CO2削減!! 光化学スモッグ防止!!!   これぞ、みだコロジー魂!?   なお、次回をもちまして2006年度入社社員による“みだコロジー”の発行   が最終回となります。   引き続き、2007年度新入社員のメルマガをお楽しみ下さい。   ご意見ご感想は下記アドレスにお願いいたします。         ⇒ melmag@midac.jp   次回も、どうぞお楽しみに☆   =========================================================================  ◆ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえの   ない地球を次の世代に美しく渡すために、その前線を担う環境創造集団   としての社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追及して   まいります。   株式会社ミダック   静岡県浜松市有玉南町2163番地   TEL:053-471-9361  FAX:053-471-9373   http://www.midac.co.jp/ :*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:.  ◆このメールマガジンの解除・配信先変更は、こちらまでお願いします。  ◆ご意見、ご質問もお待ちしております!         ⇒ melmag@midac.jp   メールマガジン送信元アドレスには返信しないで下さい。 :*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:*:.。.:**:.。.:*:.